レンタルバギーで砂丘を激走!! ビックアップトラックのアメリカ旅行 Day3 ピスモビーチ

翌朝、オレとY太郎はサンフランシスコの空港にいた。
今日から参加のヨーイチとユリカと合流するためだ。
ただ、サンフランシスコはターナルの前でクルマを停めておくことができない。
こういう時は、この状況も遊ばなきゃ損ってもの。

待ち合わせはスパイ映画のように

空港の近くで待っていると携帯に電話。ヨーイチからだ。
「入国審査終わりました」
「よし、そのまま歩いて前の通りに出ろ。きっちり1分後だ。遅れることは許されない」
「了解、あと10秒で外に出ます」
「出ました」
ヨーイチの目の前に急停止するオレ達。
「早く! 早く乗れ! 時間ないぞ」
「え、なに? どうしたの? ゆーかいされちゃうの?」と何がなんだか分からず動揺するユリカ。
こんなの成田でやっても面白くないけどサンフランシスコだからメチャクチャ盛り上がる。

今日からユリカとヨーイチが合流するんだけど全員揃っているのはわずかに3日しかない。
もの凄いタイトなスケジュールでアメリカを遊ぶことになっている。
だからこの空港での合流の仕方もある意味必然だったわけだ。
ノンビリしたらすぐに1時間、2時間たっちまう。
空港で二人を拾ったら、そのまま一気にフリーウェイ101を南下。

「お腹すいた」とヨーイチとユリカ。そんなの分かっている。
サンノゼで最近お気に入りのハンバーガーの店に行くと決めてある。
その名もハワイアン・ドライブイン

テイクアウトして皆で食べるとあまりの美味さに車内、歓声に包まれる。
昼過ぎに到着したのは、ピスモビーチという、カリフォルニアで一番大きな砂丘。

ここはオープンエリアといって、お金を払うとクルマやバイク好きなように走る事ができる。
こういうのがあるから、アメリカじゃ、オフロードビークルが人気なのだ。
ここでレンタルバギーを借りるてリッジラインと2台で広大な砂浜を走る。

最近の四駆ってヤツは、オフロードを真剣に走る事なんてほとんど考えていないから路面状況が悪いとすぐにスタックして出られなくなったりする。
リッジラインも同じような感じだろうなと思っていた。ところがこの砂丘でリッジラインは、レンタルバギーでも走れないようなフカフカの砂丘をガンガン走ってしまった。

ま、レンタルバギーが予想以上に走らなかった、っていうのもあるんだが。

ちなみにこの砂丘、端から端までメチャクチャに遠くて、途中にはビルの5階建てに相当するようなヒルクライムコースまである。
風が強いため、丘のてっぺんは、風下側だけがスパッと刃物で切ったようなエッジになって、ちょっとした断崖絶壁状態。

クルマで飛び込んだら、アクション映画の爆発シーンみたいになる事は間違いない。
しかもだ、もの凄く危険なのに太陽を背にして行くと影が出ないからギリギリまでこの断崖が見えないときている。
そこら中にブービートラップが仕掛けてあるようなものである。

リッジラインの走破性に気を良くして調子に乗っていると、突然現れる断崖に悲鳴を上げながら急ブレーキ、なんてことが幾度もあった。
止まれりゃいいが、一度は頂上でスタックしてバックできなくなり、そのまま急坂を降りるはめに。
借り物のクルマで、アゴをヒットしたくないなあ、などと考えながら走ったら、これも簡単にクリアしてしまった。
オフでの性能、素晴らしすぎる。

この日は太平洋に沈む夕日を見て、カリフォルニアドリーミング(byパパス&ママス)な気分にどっぷりと浸った。

「さあ、じゃあ行こうか」
「オッケーッス。ちなみに今日はどこ?」
「サクラメント。ほぼサンフランシスコの隣」
「マジですか。何時間かかるんですか?」
「うーん、来た時と同じくらいだから4時間くらいじゃない?」
西海岸は日が沈んだ時点ですでに夜の9時近い。ここからサクラメント到着は深夜1時過ぎ。
毎日、こんな感じ。寝る時間もなくてフラフラだが、遊びは命がけでやるくらいがちょうどいい。

遊ぶメモ ピスモビーチを走るなら
ピスモビーチはお金を払えば誰でも砂浜に入ることができる。ただし四駆でないと砂丘の奥まで入っていくことは不可能。
もしもピスモを走るのなら最初に四駆をレンタルしておくべし。大手レンタカー会社なら四駆を借りることができる。
ただし調子に乗って飛ばさないように。本文にもあるけれど日本では考えられないようなアップダウンがあって日の角度によっては本当に見えない!!
本人は普通に走っているつもりだったのに気がついたら高い崖から大ジャンプ・・・・なんてことがある。
ちなみにそういう場合、レンタカーの保険が適用されないケースも考えられるから十分注意して走ること。

ピスモビーチってこんなところ
http://www.classiccalifornia.com/