最強の海鮮料理ホッケちゃんちゃん焼き。これだけ食いに礼文島に行きてぇ

今回、ハスラーの旅では一生分の海鮮を食ったかと思うくらい毎日美味いものを食いまくった。そんな中、全員一致で最高評価だったグルメがホッケのチャンチャン焼きだ。

予想を遥かに超えたホッケの美味さ

礼文島に上陸した軍団、食堂に行ったり自炊して毎食北の恵みを堪能していたのだけれど、そうはいってもそれほど広くない島。グルメなものはそんなに多くないだろうと思っていた。
そんな時、みつけたのがフェリー乗り場近くにあるちどりという店。

※店の前に土嚢が積まれているのはたまたま大雨でこのあたりの道に土砂が流れ込んでしまったから。

なにやらチャンチャン焼きが美味いらしい。しかもここんちのは鮭ではなくホッケを使う。
「チャンチャン焼きって普通、鮭じゃないの?」
「それをホッケでやるから美味いんだよ。食ってみ。後悔させねーから」とご主人。
「おー、じゃあ食ってみよう」と全員ホッケのチャンチャン焼きをオーダー。

礼文島ナンバーワングルメに決定

チャンチャン焼きはエンターテイメントである。目の前のテーブルに炭がくべられ、そこに礼文島で捕れた生のホッケがドサリと置かれる。

ホッケの上に自家製の味噌ドン。
アルミホイールなんていう軟弱なものは使わない。

関東より南で暮らす人間は生のホッケなんて見たことないだろう。(という軍団も見たことなかったが)
ホッケってやつは鮮度がすぐに落ちてしまう。だから皆干物になってしまうわけだ。
生のホッケっていう時点で、ここじゃなきゃ食べられない。

炭の直火でホッケが炙られるもんだから周囲は煙でもうもう。前に座っているヤツの顔もよく見えないほど。

食べるタイミングは皮から身がホロッと剥がれた時。
身の薄い方から少しずつ食べられるようになるので、剥がれたらその部分の皮を器代わりにして肉と味噌を混ぜて食う。

「どーれ、ホッケ食ってみるか」
油断していた。予想外の美味さ。
一口食べた瞬間、北海道の海と大地が口の中で炸裂した。
こりゃあもう反則技だ。普通のグルメって口の中で何度も噛むことで旨味がにじみ出してくるもんだが、ちゃんちゃん焼きは最初から半消化の流動食状態。口の中に入れた瞬間、タイムラグなしでドカンと来る。
普通の刺し身がロードレースなら、チャンチャン焼きはドラッグレース。しかも4秒台を叩き出すトップフュールマシン級だ。すごいぞ、まじで。

「こりゃたまらん」と徐々に身が厚い腹の方にも火が通って食べられるようになるから、どんどん脂がのって柔らかくなる。そして北の湖の魚は脂がくどくないのにズーンと頭の奥に響いてくる。
いや、美味い。美味いけど辛い。これ食って日本酒飲めないなんて。
次は絶対、夜来よう。でもってキャンプ場まで歩いて帰ろう。全員がそう決めたのだった。

炉ばた ちどり
北海道礼文郡 礼文町香深村トンナイ1115-3
0163-86-2130