前回記事:【雪アタック】プロが弄ったカスタムジムニーはどこが凄い?APIOのジムニーマジかっけぇ…vol.1
カスタムジムニーはどれくらい凄いのか、ジムニー専門ショップのアピオから借りて雪山に行ってみました。
前回は車両の紹介と試し乗り。
今回はいよいよ雪の林道へ出発します!
まさにアドベンチャー
今回行った雪山は氷の上に雪が積もっていたので下の路面はほぼ見えず…。
スケートリンクの上に雪が積もってる、みたいな状態です。
なので他の大型車は滑りながら登っていく感じ。
ただジムニーは一度止まらない限りずっと登って行きました!
止まってから発進の時はどうしても勢いが必要なので多少すべりますが、横滑りはせずタイヤが空転するだけ。
一度勢いに乗ればセカンド、サードとギアを上げてガンガン走破していきます。
マジですげぇ…。
この世に走れない場所のほうが少ない気すらしてきました…。
外の雪景色とは裏腹、車内は暖房でポカポカ。
冒険の相棒にはコイツしかいない!!ってぐらい気楽に乗りこなせます。
結局最後までノーチェーン
林道終盤、大型車は次々に脱落…。
残った二台も4輪チェーン装着でしたが、ジムニーのみ最後までスタッドレスだけで山頂へ。
これが別に無理してるんじゃないってのがスゴイ!
ジムニーの利点は軽い、小さい、扱いやすいパワー。
これにアピオの技術が加わり、最強のアドベンチャーマシンに仕上がっていました!
人命救助も余裕だった
林道に入って早々、亀の子状態になった車を発見。
困り果てたお父さんに不安そうなお母さん、何故か爆笑の子供(?)
これは救わなきゃ!とジムニーで引張った所、自分より重い車のはずなのに「余裕ですけど」と言わんばかりの引き!!
「わーい!」と終始子供は楽しそうでしたが、麓まで引っ張り救助成功。
颯爽と再び山に戻っていく感じは「これはモテるわ…」と思ってしまいました。
まとめ
正直、ジムニーがここまで凄いと思ってませんでした。
あまりに凄すぎてよりハードな所でやっと他の車並みに楽しめるレベル。
みんなで協力して車体下の雪を掻き出す、みたいな作業は一切なし。
楽々大人のアドベンチャー仕様でした。
アウトドアしたくてちょっと高めの型落ちクロカン車を買うくらいなら大体同じ値段のアピオジムニーの方が10倍くらい走ります。
もし日本が雪で覆い尽くされても希望が持てる、アピオのジムニーはそんな車でした!